防災研修会開催報告
北見視力障害者福祉協会
5月10日(日)、北見市総合福祉会館にて、防災研修会を開催しました。講師には市防災危機管理課啓発担当係長・川村昌之氏をお迎えしました。当日は、正会員11名、賛助会員4名、ボランティア1名、市議会議員2名、一般参加1名の計19名が参加しました。
講演では、川村氏から、災害発生時に何をすべきか、命を守るための基本行動についてお話しいただきました。まず、頑丈な机やテーブルの下に身を隠す、難しい場合はクッションで頭部を守るなど、具体的な行動が示されました。また、必ずしも避難所へ行く必要はなく、自宅で安全が確保でき、健康を保てる場合は在宅避難も可能であることが説明されました。
さらに、視覚障害者向けアプリ「ユニボイスブラインド」について紹介がありました。このアプリは、現在地から最寄りの避難所を検索し、音声で案内してくれるほか、有事の際にはメールで情報を受け取れるなど、有用な機能が備わっています。
防災グッズ体験では、ダンボールベッドに座り、頑丈さを確認しました。硬さが気になる方にはエアーマットも用意されており、状況に応じて使い分けができるとのことでした。
また、150センチ四方の「プライベートテント」や、家庭用ゴミ袋と凝固剤を組み合わせた「簡易トイレセット」も紹介されました。凝固剤は臭いがほとんどなく、100円ショップでも購入できるとのことで、参加者から驚きの声が上がりました。
質疑応答では、市が「避難行動要支援者」の名簿を作成しており、
大規模災害の際は自衛隊等に情報提供され、救助につながる仕組みがあることについても説明を受けました。また、「笛を常に携帯すること」、「最低3~7日分の食料と水の備蓄が必要」との実践的な助言も示され、多くの学びがありました。視覚障害者に限らず、広く一般の方にも役立つ内容であり、災害に備える北見市の体制に、深い敬意と感謝の念を抱きました。
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